永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2017年11月7日の記事

なぜ赤の卵は高いのか?

突然ですが、みなさんは普段何色の卵を買いますか?

なぜか、ちまたでは『白』より『赤』の方が少し高くありませんか?

卵の色の違いはなんでか知っていますか。

中には栄養価の違い。と思っている人もいます。

実は、親鶏の色で卵の色は変わります。

茶色い(赤っぽい)鶏からは、赤玉。

白い鶏(よくイメージするニワトリ)からは、白玉。

簡単に言うと、

私たち黄色人種からは、黄色人種。

黒人からは黒人。

のような感じ。

でも、みんな同じ人間です★

つまり、おなじ卵なんです。

また、黄味についても、結構誤解があるようですが、

色の濃さは鶏の食べた餌に影響をうけます。

黄味が薄い=栄養がないは『ウソ』です。

たとえば、

パプリカ粉が多い餌を食べると、濃い黄味。

とうもろこし粉が多いなら、少し薄めの黄味。

多少の栄養価に違いはあれど

そんな細かいことを気にしすぎて『選べない』『買えない』にならないでくださいね。

どれも、おいしい卵ちゃん♪

当院は、どんな時も1日2個以上推奨していますー!

ikuta