栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
2017年7月の記事
フレッシュガールのフルーツ盛り合わせ♪
本日の夕飯は【和洋折衷バイキング】です。
イタリアンハンバーグ
刺身の舟盛り
ワカサギのエスカベッシュ など
たくさんご用意しております。
その一品がこちら。
フルーツの盛り合わせです♪
若手のスタッフがカット、盛り付けしました。
さすが感性も豊かで勉強熱心です。
食堂で召し上がっていただく皆さまに
より楽しく、美味しく、喜んでもらえるように❤
ココロを込めてご用意いたしました!
ikuta
接遇&マナーを学びました♪
本日、母子栄養懇話会の
SORA豆育成部のお勉強会が当院で開催されました。
テーマは
【接遇&マナー研修】
江崎グリコグループの
堤由里先生を講師でお迎えいたしました。
いつもお世話になっている乳業メーカーさんの
栄養士の方々は何と言っても、
爽やかで対応がスマート。
いつお会いしても笑顔が素敵なんです。
この秘訣をお勉強しました。
短時間で濃縮内容でしたので、
もう一度資料を読み直したいですが。
まずは、『小さなこどほど丁寧に、
当たり前のことほど真剣に』
この言葉がしみました。
笑顔で、本日も丁寧かつ真剣に取り組んでいきます!
*今回は子連れO.K.の勉強会でした。
最後に集合写真❤
ありがとうございました。
ikuta
おすすめ本
永井マザーズホスピタルには、研究のための倫理委員会が存在します。
外部のさまざまな分野の博識者から構成されています。
倫理委員にご指摘いただくご意見や質問は、
分野外というのに、鋭いものばかりで
研究申請時はとても緊張します。
ところで
現在我が家の本を整理中。
読書好きなのでものすごい量となっています。
しまうところがなくなり、最近は購入せず図書館で借りることにしました。
さて
なかなか整理が進まない。
仕分けの際に読み出しちゃうからです。
その中の1冊がとても勉強になりました。(前も読んだのですがね~)
「皮膚という『脳』」
皮膚から得られる情報はとても多いそうです。
その皮膚に乳児期 しっかりとスキンシップを受けたお子さんは
高校生になっても穏やかで、知能指数が上がるとの報告もあるそうです。
「生きる力」を育むには
「幼少期の身体接触」がとても大切と結ばれていました。
私も早速3人ベッドに並べて マッサージ。
長男は久しぶりのマッサージに喜んでいました (#^^#) 身体がでかすぎる
次男もされるがままで幸せそう ( *´艸`)
ベビーは寝ていました (-_-)zzz
話しは倫理委員会に戻ります。
その本の著者の名前に憶えがある……。
著者の所属を見て 超!びっくり!!!
当院の倫理委員の先生ではありませんか ( ゚Д゚)
素晴らしい本ですので、子育て中の皆様
図書館で借りず、
ぜひご購入くださいませ(^^)/
matsumoto
季節のデザート
少し時間が経ってしまいましたが、
先日の日曜日にお出ししたデザートです!
【桃のムースときな粉シフォン】
桃のムースは、新作です♪
もちろん生の桃を使用しています!濃厚なのに優しいお味♪
きな粉シフォンはお子様にもおススメのデザートです。
やはりプロが焼くとふんわり仕上がるんですね~!
週に一回 『母乳に優しいメニュー』というかたちで、
育児経験のある調理師が献立をたてています。
こちらの献立の日には、
こういった感じの手作りのデザートをお出ししております。
何が出るかは、その日のお楽しみです♪
育児中はどうしてもバタバタとしがちですが、
おいしいものを食べながら
ゆっくりとした時間を過ごすことも忘れないでくださいね!
IIDA
こんにゃく米で~す
「当院のランチはどんぶりが多いのでは?」
との指摘をいただきました。
糖質量を心配してのお声。
ランチに単品料理が好まれる傾向にあるので、
そのようにしております。
単品料理は、主食でお腹いっぱいにしがちですね。
けれど当院では米飯はいつでも100gが基本。
そこで100gのごはんに
こんにゃく米を混ぜています。
野菜いっぱいはもちろんですが、
お肉や卵、シーフードをふんだんにした
単品料理となっています。
お家でもそうめんなどでお腹いっぱいにせずに
ぜひたんぱく質を♪
バテにもつわりが軽く済むためにも大事ですよ~(^^)/
matsumoto
食養生カレー
森下仁丹さんの食養生カレーを使ってみました。
「カラダを元気にする和漢植物のチカラを、毎日の食卓に届けたい」
の気持ちで作られたそうです。
使いやすいサイズで便利です。
先日の子どもたちの朝食は
『卵サラダカレー』
たっぷり卵2つ分のスクランブルとお野菜をおいしくカレーが彩りました。
粉チーズをふりかけ、あっという間の完成でらくちん朝食です。
カレーは暑くても食欲が落ちにくいですし、
和漢の力が夏バテ予防にもピッタリですね(^_-)-☆
matsumoto
ジャンプで骨の強さアップ!~子どもたちへ~
骨密度を高めるには、ビタミンDの摂取、日光浴は
先日のブログでもお伝えしました。
今日は、子どもの骨にフォーカスを当ててみます。
テーマは「ジャンプで骨を強くする方法」です!
子どもと一言でいっても、
1歳、5歳、10歳で全然違いますよね。
それぞれの年齢・成長に合わせた教育や運動方法があります。
運動によっての効果はたくさんありますが、
その中の一つに「骨塩量=骨量」を強くする事があげられます
厳密には骨密度とは少し違います。
骨量とは、骨全体に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの
ミネラル量のことです。(骨密度は骨内部のみのミネラル量)
この骨量を強くする時期は、ホルモンに関わります。
特に女の子は小学校に入ると生理などがはじままったり、
ホルモンが急激に変化します。(初潮前後の時期)
実は、この時期が一番骨を強くする時期と言われています。
実際、体育授業では、走る、跳ぶ、投げる、蹴るなど
多種類の運動をバランスよくくみあわせる
「ハイインパクト・エクササイズ」
=ジャンプや着地など骨にかかる力学的負荷の大きな荷重運動」を
プログラムが提唱されています。
具体的には、
小学1年生~3年生までは、基本動作で基礎体力作り(必ずジャンプ動作を入れる)
小学4年生~中学1年生までは、カラダを動かす時間を増やす。内容に、ハイインパクト・エクササイズを行う
以上のことが提言されています。
縄跳び、とびばこ、けんけんぱ、幅跳び・・・
色々跳ぶ動作ありますね♪
しっかりウォーミングアップ、クールダウンをしてくださいね❤
ちなみに、大人はいきなり張り切ると
骨折の原因になるので
ある程度で♪
骨量増加があまり臨めないので、
10回程度で十分との報告があります。
参考文献
子どもの運動をスポーツ医学の立場から考える
日本臨床スポーツ医学会学術委員会 発行
ikuta
家庭菜園 結果
こんにちは!
ご無沙汰しております。
ブログの更新がだいぶ空いてしまいました(;_:)
何度もこちらでお付き合いいただいたミニトマトの栽培記録。
いよいよ最終章です(笑)
というのも、もうかなり枯れてきてしまっていて
もうすぐ採れなくなってしまいそうだからです。
こちらでも書かせていただきましたが、
ミニトマトを栽培したきっかけは、息子の好き嫌いでした。
野菜が苦手な息子が、自分で水をあげたり、実を摘んだりすることで
食べる気になってくれるのでは!と単純に思ったからです!
ずばり!!
ひとつも口に入れませんでした~残念。。。
なかなか親の思うようにはいかないものですね。
でもいい経験になったのではないかと思います。
いつか食べてくれる日を気長に待ってみます!
IIDA
ビタミンDは食事からとれるのか
ビタミンD不足の改善は、日光による皮膚下での生成が合理的です。
日照の機会が乏しいと食品からビタミンDが充足されていても血中は不足していたとするデータもあるからです。
よって日焼け止めの使い過ぎには注意が必要です。
小さな子も同様。
日焼けもよくありませんが「少々日光浴を」が昨日のお話しです。
では、食品ではどのようなものに多いかと言うと
あん肝、鮭、くろかじき、にしん、うなぎ、いわしの缶詰、さんま、にじます など。
ビタミンD不足を改善するためにはこれら多い食品を毎日の摂取が必要であまり現実的ではない方も多いと思います。
サプリメントを利用する場合には
高カルシウム血症のリスクが高い腎疾患の方、カルシウムサプリメントをとっている方は注意が必要です。
matsumoto
ビタミンD不足にご注意を!
先日行われた第4回母子栄養懇話会学術集会でも
講演の中でビタミンD不足について話題がありました。
これまで妊婦のビタミンD不足による
新生児・乳児のビタミンD不足を懸念していました。
実際このご時世に乳児のくる病が報告されています。
が、一昨日の毎日新聞では
「20代の女性が週に3回以上日焼け止めを使った場合、
血中のビタミンD濃度常に欠乏状態」との記事が。
6月号の『日本栄養士会雑誌』でも
ビタミンDの特集が組まれていたのでそちらから少し読み解きます。
ビタミンDは食品から摂取するよりも
紫外線照射により皮下に存在するコレステロールから生合成される
経路が重要です。
これまではカルシウム代謝に関与していることがわかっており、
骨密度への影響ばかりが報告されてきましたが、
近年、高齢者の低栄養による転倒、高血圧、がん(特に結腸がん)、多発性硬化症等自己免疫疾患、インフルエンザ、結核などの感染症、抹消動脈疾患、うつ、認知症など健康全体に影響を及ぼしていることがわかってきています。
では、どの程度紫外線を浴びるとよいか、
ビタミンDを生成するのに必要な日光浴照射時間と健康への影響(紫外線の悪影響)を考慮すると
夏場 木陰等で10分程度
冬場の北日本 最低でも1時間
だそうです。
この1か月 少々のお出かけは日傘を我慢してみました。
シミが増えない程度にビタミンD生成頑張りましょう(^^♪
明日は、ビタミンD を食事から考えてみます。
matsumoto