永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2017年8月15日の記事

お刺身の摂取について

今日は妊婦のお刺身のとり方についてのお話しにしましょう。

昨日も「お刺身食べてもいいのですか?」の質問が3人からありました。

もちろんOKです。

食中毒にならないかと心配する方もいますが、そうそう刺身では起こりませんね。

もちろん色や味がおかしいものは避けましょう。

また牡蠣のように、新鮮であってもリスクの高いものは妊婦があえてとるものでもないと思います。

水銀の多い魚を心配される方もいますが、水銀は胎児は子宮内で蓄積されるから問題なのであって、たまにいただくものは問題ありません。

毎日繰り返したくさんいただくもので水銀の多い食品はないです。

水銀の多い食品は、たまにしかいただかないものばかりです。

特にマグロを懸念される方が多いのですが、種類によっては問題ないものも。

ツナ缶もそのうちの1つです。

マグロはDHAやEPA、鉄など母児に有益なものが多く含まれます。

しょっちゅういただける方はともかく、たまにいただく方は喜んで召し上がってほしいと思っています。

matsumoto