永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2017年8月5日の記事

ペットボトル症候群

これからが夏本番!

のどが渇いて、冷たいものが美味しくかんじますよねー

今や数メートル間隔で自動販売機が設置せれているので、

ちょっとのどが渇いたっとおもったら、

直ぐに買えちゃう便利な世の中です!

しかーし、ここで怖い問題が・・・

みなさん、「ペットボトル症候群」はご存知ですか?

簡単に言うと、

『ジュース飲みすぎるとイライラ止まらない!』

さらに、

『意識失って、倒れるよ!』ってことです。

ちょっと、ストレートすぎたので、

説明していきますね。

「ペットボトル症候群」=清涼飲料水ケトーシス。

ジュースやスポーツドリンクなどを

たくさん飲み続けることで起こる

「急性糖尿病」のことです!

なんと、20~30代の若者に多く発症しているんですが、

最近では40~50代の中年世代や子どもたちにも・・・・

2014年に世界保健機関(WHO)より

肥満や虫歯予防のためには

一日あたりの糖分摂取量は摂取エネルギー10%未満

さらに5%未満とすると予防効果は上がると推奨されました。

つまり、大人でも小さじ6杯程度(25g)までにすべき。

清涼飲料水の多くはペットボトル1本飲むと

あっという間に超えてしまう量なんです。

ジュースにアイスを組み合わせたら、

25gなんてはるかに超えていきます。

例えば、

オレンジジュース100% 1本(約50g)

+ソーダアイス(約18g)

=68g!!!

まさかの2.7倍です!!!

シンプルに水分補給は、水、お茶がよさそうですね!

ikuta