永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2018年4月12日の記事

高栄養=糖質オフ=健康寿命を延ばす

一昨日

素晴らしいパーティーへのお誘いを受け

一流中国料理レストランへ

産科の永井医師、宗田哲男医師、私

他には出版社の方、食品会社やコンサルタントの社長たち、料理研究家。

みなさん

自己の利益を超えて、

社会貢献で国民の健康を本気で考える素晴らしい面々。

食品会社の本音、真の健康を獲得し充実の人生を歩まれた物語など

たくさんの話題や意見交換がありました。

平成28年国民健康・栄養調査結果によれば

糖尿病が強く疑われ者は1000万人、

その可能性を否定できない者が1000万人

あわせて2000万人の食生活改善が必須。

そして強く疑われる者における治療状況をみると

働き盛りの40代男性の48.5%は未治療。

放置!

なのです。

みなさんのご主人は大丈夫でしょうか?

30代、50代以降ではこのような数値は見られない状況です。

またBr.J.Nutr.2010.104から

妊娠糖尿病の診断基準未満の数値であった妊婦でも

その高血糖は巨大児出産のリスク上昇をもたらすと考えられている

との報告があります。

よって

妊娠糖尿病でない妊婦も

高血糖は避けることが望ましいのです。

どのライフステージにおいても

本当の健康を考えたとき

①しっかりと栄養をとる

②糖質をオフする

その習慣化により

健康寿命を延ばす

ことが必須ですね。

このような報告を減らしていくため、

この会でご一緒させていただいた

素晴らしい面々とともにますます精進したいと思います。

さて

そちらのレストランにて

サン食品さんのこんにゃく米をつかった

チャーハンとデザートをいただきました。

こんにゃくとは思えない、素晴らしい二品でした。

こちらのこんにゃく米は当院でも今後とりいれていきます。

売店にて販売も計画中ですので、ブログでご報告いたします!

matsumoto