永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

授乳しているママたちへ

こんにちは(*^^*)

永井マザーズホスピタルの栄養士matsumotoです。

おっぱいをあげているときのママのお食事は

とっても大切です☆

要点を3つに絞って説明します。

① おっぱいの質

② おっぱいの量

③ ママの身体のため

では早速一つずつチェックしましょう♪

① おっぱいの質

ママの食べた油の質が母乳の成分に大きく影響を与えています。

だから質のいい母乳にしようと思ったら

 ズバリ 魚を毎日食べる

永井マザーズホスピタルのお食事は毎日魚を出すようつとめています。

脂ののった魚が鍵ですよ。

お魚嫌いのあなたは、DHAのサプリメントもご検討くださいね。

② おっぱいの量

母乳が出るかどうか心配真っ只中の方もいるかもしれません。

おっぱいが張ってくるのは、産後72時間と言われていますので、焦らなくても大丈夫。

それまで母子ともにゆっくり休む時間というわけですね。

退院前日くらいには張ってくるので、どんどん吸ってもらいましょう!

母乳の成分はそのほとんど(88%)が

だから その頃飲んでほしい水分は、

  日常の水分摂取量 +1L

「授乳期のお手本となるお食事」の夜は、お食事に合う母乳よく出るブレンドです。

ランチ後に食堂でサービスしているハーブティーも

どれも身体が温まって母乳分泌を促進してくれるブレンドです。

お家に帰ってもちゃんと水分が摂れるよう

気に入ったものがあったら、2階売店へGO★

③ ママの身体のため

授乳していると、タンパク質やミネラルがどんどん母乳に出て行ってしまいます。

産後うつの人の身体を調べてみたら、明らかに低栄養になっていることがわかってきています。

育児や授乳に必死で、ママ自身の食事をおろそかにしていると

気付いたら、かわいかった赤ちゃんが辛いだけの存在に…なんてことにも!

だから

 毎食高タンパク 

妊娠中以上に栄養が必要なのです。

毎朝の卵2~3個はもちろん、昼もチキンや鯖缶+納豆などしっかりと!

夕飯は肉や魚を2人前で。(1人前ずつ2品でも)

永井マザーズホスピタルのお食事、

米飯量が少なくて、おかずが多い理由はコレなのです。

入院中に肉や魚の量を参考にしていってくださいね。

お家に帰ったらパスタやパン、カップ麺などの買い置きはやめて

卵やひき肉、ウィンナーや魚の缶詰、納豆、豆腐を買い置きしましょう。

ママがしっかりと栄養をとれて

楽しい育児をしていたら

あっという間に赤ちゃんはご飯を食べるようになりますよ(*'▽')

生後5~6か月でスタートする

『赤ちゃんのお食事』いわゆる離乳食について

永井マザーズホスピタルでは

ZOOMで【BABY食堂】というクラスを開催しています。

ZOOMは簡単★

スマホなら無料アプリをゲットしておいてください。

パソコンなら不要。

送られてきたURLをクリックするだけ。

授乳しながら、寝かしつけしながら、どこでも簡単に参加できますよ。

パパと一緒の受講も可能です。

【BABY食堂】

WHOが勧める補完食という考えをもとに当院のエッセンスが詰まった

講座内容となっています。

いつ開催するかは、永井マザーズホスピタルのHP このブログをチェック!

おおよそ 4か月に1度開催しています。

part1 では、開始するときに知っておくとよい情報。

part2 では、鉄と油を上手な使い方を中心に始めてからの「あるある」について。

産後もわたしたちとつながっていてほしいです(*'▽')

きっとあなたの元気な育児につながると思っています!

matsumoto