永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2018年1月2日の記事

妊娠中に糖質制限 子に悪影響も???

ナンテ記事が元旦そうそうネットに上がっています。

1960年代の調査と

海外の報告でエネルギー摂取量と赤ちゃんの心疾患の関連報告です。

エネルギー不足は現代の妊婦さんひどいものです。

しっかりとエネルギーをとってほしいです。

Q.

さてこのエネルギー不足を何でとるか?

A.

もちろん不足している栄養素から考えます。

鉄、たんぱく質、DHA、EPA、亜鉛、、カルシウム

ビタミンB群、D、Cなどなど。

これらをとれる食品から補うことが大事です。

1960年代の報告ですが、

もっと古い話をすれば

人類は700万年間狩猟・採集でエネルギーを得て

子孫繁栄をしてきたことを忘れてはなりませんね。

米、小麦、野菜、芋、果物を栽培し始めたのは

わずか1万年前から。

簡単だからと

いわゆる「炭水化物」パン、麺、おにぎり、果物、お菓子から

栄養をとってばかりいて

赤ちゃんへの栄養を面倒がっていると

それこそ

愛情不足で「子に悪影響」あり!です。

matsumoto