永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2018年1月25日の記事

そうです、主菜。でもね。

昨日のブログにもありました。

低糖のパンだけでは、

赤ちゃんの喜ぶ栄養にはならないのです。

わかっているのに、おかずが食べられないママ。

自分を責める前に

鉄をとってみましょう!

もしかしたら貧血のせいかもしれません。

ヘモグロビンが正常値でも隠れ貧血の可能性 大!

面倒な話ですが、簡単にまとめると

細胞のミトコンドリア内でエネルギーを得るために

鉄が使われます。

その鉄が不足した状態だと

比較的簡単にエネルギーが得られるグルコースを持ってこいと

指示が出て、

でもグルコースをとっても、効率の悪いエネルギー産生なので

エネルギー不足からまたグルコースを持ってこい となり……。

だから

おかずを摂る気になれない方は、

客観的に

この状況を捉え、まずレバーを習慣的に食べてみましょう!

そのうえで赤身の肉と魚がおすすめです。

鉄器もおすすめです。

サプリメントの利用でなんとかしたい

と考えている方は、

まずご相談ください。

写真は

わかりやすく栄養の不足で起こりえる女性のメンタルを教えてくれる

奥平智之先生の「食べてうつぬけ」の本 と

当院の洋食コース料理の前菜です(^_-)-☆

matsumoto