永井マザーズホスピタル
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栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2021年9月15日の記事

妊娠糖尿病の赤ちゃんの将来★

おはようございます(^^)/

今日は妊娠糖尿病に関する話題です。

「赤ちゃんが心配です」

妊娠糖尿病の女性からよく聞く言葉です。

だからこそ、妊娠経過、分娩に関してのリスクを下げるために

食事療法や適度な運動に取り組んでいくわけです。

ところで

一昨日届いた日本糖尿病・妊娠学会誌を読んでいましたら、

妊娠糖尿病女性から生まれた赤ちゃんの

学童期の健康ついて書かれていました。

これはHyperglycemia and Adverse Pregnancy Outcome Study Follow-up Study(HAPO-FUS)で報告されたものです。

詳細は https://care.diabetesjournals.org/content/42/3/381.long

全文が読めます。

それによりますと、

① 妊娠中の妊娠糖尿病があった場合、

10~14歳の時点での肥満がそうでなかった母の児に比べ、1.58倍高い。

② 妊娠糖尿病と診断された時の75gOGTTと言う検査の結果が高いほど、

児の肥満と正の相関が見られる。

75gOGTTは、空腹時、1時間値、2時間値の3回採血して血糖値を見るのですが、

そのいずれもと いう事のようです。

③ 妊娠糖尿病があった児(10~14歳時点)の方が

空腹時血糖値異常は1.09倍、耐糖能異常は1.96倍高かった。

④ 母体空腹時血糖値は児の空腹時血糖値異常と正の相関があり、

母体の75gOGTTの1時間値と2時間値は児の耐糖能異常と正の相関があった。

などなど

論文を読んだ方がより詳細が書かれていますが、

今回は妊娠時の検査と10~14歳に育った児の健康状態を統計処理して報告されています。

という事は、

あなたの診断されたときの75gOGTTの結果が高いほど、

あなたのお子様は将来肥満や耐糖能異常を引き起こす可能性が高いという報告です。

だから生まれてきてからも以下の配慮を(^^)/

✔ 離乳食にどんなものを与えるかがとても重要です。

✔ ジュースを与えるのはやめましょう。

✔ 動画やテレビの時間を減らし、体を使った遊びをしましょう。

面倒だし、いつもじゃないし、周りもやっているし…

実によく聞く言い分なのですが、

ちょっとちょっとを適当にしちゃう行動が将来の肥満につながっているのだと

知っておくとずいぶんと違う結果になると思います。

そして行動してほしいです(^^)

そうすることで、あなたの大切の赤ちゃんが

将来肥満になりにくいらしいのです。

行動を継続化して習慣へ。

あなたの習慣を変えると、性格が変わり、人生が変わる。

そう、マザーテレサも言っていますよ(*'▽')

わたしの大切に思っている言葉のひとつです♥

赤ちゃんにどんなお食事が大切なのかは

当院のBABY食堂で聞けます!

ぜひご参加くださいね。

次回の開催は10月頃を予定しています(^^)/

matsumoto