栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
2026年1月15日の記事
妊娠中の血圧・むくみ対策に効く塩の選び方
みなさんこんにちは😊
今日は血圧上昇やむくみをサポートする
塩の選び方についてお話します!
妊娠中は、特に妊娠後期になると血圧が上がりやすく、
足や手のむくみを感じやすくなります。
妊婦健診で
「塩分を控えめにしましょう」
「減塩を意識してください」
と言われたことがある方も多いのではないでしょうか。
もちろん、塩分の摂りすぎには注意が必要です。
ただし、いきなり厳しい減塩を行う必要はありません。
まずは、毎日使っている「塩の種類」を見直すことから始めてみましょう。
みなさんは「塩」と聞いて、どのようなイメージを持っていますか?
・血圧が上がりそう
・摂りすぎはよくない
・料理をおいしくするもの
・どれも同じだと思っている
など、さまざまな印象があるのではないでしょうか。
塩にはいくつか種類がありますが、
妊娠中におすすめしたいのは、ミネラルを含む天然塩・自然塩です。
天然塩・自然塩には、ナトリウムだけでなく、
カリウムやマグネシウムといったミネラルが含まれているものがあります。
【カリウムとマグネシウムの働き】
● カリウム
カリウムには、体の中の余分なナトリウムの排出を促す働きがあります。
そのため、
むくみが気になるとき
塩分を摂りすぎたと感じたとき
のサポート役として期待できます。
● マグネシウム
マグネシウムは、血管の収縮と弛緩をサポートする働きがあるミネラルです。
血管がスムーズに働くことで、
血流を保つ
体の緊張を和らげる
といった体の調整に関わっています。
塩を選ぶときのポイント
天然塩・自然塩の中でも、
ナトリウムの割合がやや低め
カリウムやマグネシウムを含む
といった特徴のある塩を選ぶのがおすすめです。
やや価格は高めですが、
少量でも塩味を感じやすく、使いすぎを防ぎやすいというメリットもあります。
私自身が普段使っている塩は、
沖縄県産の「雪塩」や「ぬちまーす」です。
ミネラルを含み、料理がまろやかな味に仕上がります。
大切なのは「摂りすぎないこと」
天然塩であっても、
たくさん摂ってよいわけではありません。
・だしを活かす
・素材の味を楽しむ
・塩は“選んで、控えめに使う”
この意識が、無理のない減塩につながります。
医師から減塩の指示がある場合は、
その指示を優先しながら、できる工夫として取り入れてみてくださいね😊
妊娠中の体はとても繊細です。
不安なことがあれば、ご相談ください。
日々の食事が、少しでも安心につながりますように✨
INAGAKI

