永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

昨日からず~っと

昨日の午前外来があまり忙しいので、応援に。

私が昨日担当した方は3人全員、

いずれも貧血、かつ赤ちゃんが小さい!!!!!

(今日も10人のうち3人が)

これは心配。

お話しをきいたら、

み~んなたんぱく質の摂取不足があります。

主菜は、夕ご飯のときだけ……(◎_◎;)

これはまずい!

赤ちゃんが胎内で低栄養に育つ危険性は

常々伝えている通りです。

貧血の改善とともに

たんぱく質性食品の一日の目安量をお話ししました。

皆さんに

今の6倍とりましょう、と話さねばならなかった(=_=)

たんぱく質の摂取不足は

赤ちゃんの成長が不十分になることがわかっています。

しっかりと

お肉や卵、魚、大豆製品 をとって

どの赤ちゃんも元気に育ってほしいです!

ちなみに

妊娠中の貧血をなめてはいけません。

赤ちゃんも鉄欠乏で育ってしまいます。

母乳では鉄は補えませんので、出産後早期に貧血になってしまいます。

赤ちゃんの鉄欠乏性貧血は、

潜在的なものであっても

学習能力や運動能力に悪影響を及ぼすと言われています。

鉄は

ほうれん草やプルーンやひじきからは

期待できません。

お肉や卵、魚、大豆製品 で~す(*'▽')

matsumoto