永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2017年7月の記事

10人に1人が妊娠糖尿病

妊娠糖尿病と診断される人は

約10人に1人の時代です。

診断されて凹まなくても大丈夫です!

(うれしくはないですが・・・・)

診断されたことをポジティブに考えると。

・生活スタイルの見つめなおしができた

・専門家と毎回話ができる。

・体重管理ができる。

・産後にも生かせる、献立の軸づくりができる

・自身のカラダの傾向がつかめる(血糖値が上がりやすいタイプとか)

など

たくさんあるはずです!

「ギリギリセーフ!よかった、診断されなくて」という方と。

「少し高いだけだけど、診断されてよかった」という方。

あなたはどちらタイプ?

安心安全なお産、

      ママの体調管理、そして・・・・

育児にむけて毎日わたしたち栄養士もサポートいたします。

物は考えよう!

心配ごとは口にだして、聞いてくださいね。

ikuta

出版記念パーティーにて

そんな出版パーティーに誘われ、行ってきました!

とてもやる気のある方の集まり!

最初から大賑わい。

京都から江部先生、千葉から宗田先生などもいらして

冒頭のあいさつに。

今後の研究の相談や

新しい仲間との意見交換

たくさんの方がこれからの健康を

薬ではなく食事でよくすることを考えていて、

子どもたちの将来がだんだん明るいものになってきました。

なんといっても三島先生は塾の先生

健康だけでなく、子どもの勉強までよくなるのです。

(これは、私も体験しているので本当です!)

写真の2冊、ぜひお読みください (^^)/

matsumoto

子どもにも! の出版記念パーティー

土曜日夜、銀座のレストランにて

「糖質制限で子どもが変わる!三島塾レシピ」

の出版記念パーティーがありました。

子どもに糖質制限なんて……

との意見が多数ありましたが、よく考えれば

人間本来の食事なわけです。

私たちは貝塚から分かるように

貝や魚、小動物、大型動物の骨や脊髄などを主な主食として

繁栄してきたのです。

実際、三島先生の本がとても売れたので、

こちらのレシピ本の出版に至ったわけです。

matsumoto

こんにゃく米

当院でのお食事。

昼食では、丼物やカレーライスなどをご提供することがあります。

普段のお食事は、ご飯100gでお出ししているのですが、

丼物となると少し物足りなさを感じてしまう。

ということで、こういったときには

『こんにゃく米』

を使用しています。

こんにゃくをお米状にしたもので、ご飯と一緒に炊くことができます。

精白米:こんにゃく米を1:3くらいの割合で混ぜて炊き、120gで盛ります。

単純にごはんだけで20g増やすと、糖質量で7.4g増えますが、

こんにゃく米なら糖質量は増えません!!

そして嬉しいことは違和感なく食べることができるところ♪

言われなければ、こんにゃく米が入っていると気が付かない方もいます。

本日も牛丼でしたので、こんにゃく米を混ぜました。

ご飯の写真で透明っぽく見てるのが、こんにゃく米です。

こんにゃく米が手に入らない場合は、

しらたきを細かく刻んで一緒に炊いてもいいですよ!

糖尿病をお持ちの方、ダイエット中の方、そして健康を考える方、

是非お試しください♪

IIDA

調理のコツ~なんでも理由があるんですね。

昨日に引き続き、このネタ。

調理の「コツ」を科学の目で眺めることで

新たな発見があることを教えてくれます。

 =============================

(栄養たっぷり残してた野菜を蒸すためのコツ)

★沸騰した後に野菜を入れる!!

冷めているときから、野菜などの具を置くと、

蒸気がでていても食材の表面で冷え、水滴になります。

それが長時間続くと、表面が水っぽくなり、

食品によってはうま味や栄養成分を失うことになります。

その他

★何度も蓋を開けない

開けるたびに食材が水滴に包まれ、水に浸した状態になる。

おいしさダウン!

★水滴を吸収させるため、乾いた布巾を蓋に挟む。

余分な水分を食材に落とさないため。

=======================

当たり前?にやっていることも、

少しコツ(科学)を意識することで ウマさが変わるんですね。

ikuta