永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2018年1月の記事

今年初の★

本日は外来休みですが、

朝一から栄養相談でした。

お正月ですが、患者様も楽しそうに

来ていただけるので私も気合が入ります。

同席されたご主人が

『妊娠糖尿病って珍しいですか?』と心配されておりましたが。

実は・・・

約10人に1人が診断される身近な疾患になっています。

つまり、珍しくはないですが、

安心もできないのが妊娠糖尿病です。

血糖値管理と思うと

ついついテンションがダウンしますが、

お正月は品数が多いからこそ、

選べば案外楽しいものになります。

刺身にしゃぶしゃぶ、焼き肉など・・・

お節ではありませんが、

豪華なお料理を狙えば糖質は低め(が多い)。

餅やパンなどの安い妊婦にならずに、

栄養も質も高い妊婦を目指していきたいです❤

我が家の家訓は

「お金は、医療費より、おいしい食事に投資しろ」です。

ただよく考えると、ちょっとしたお菓子より

卵や納豆、豆腐などの方が安いんですよね★

今年もばっちり【高い女子】目指していきます!

*目がギラギラなこの写真。

産婦人科勤務の管理栄養士の望年会です♪

気合がはいった会合でした(笑)

ikuta

妊娠中に糖質制限 子に悪影響も???

ナンテ記事が元旦そうそうネットに上がっています。

1960年代の調査と

海外の報告でエネルギー摂取量と赤ちゃんの心疾患の関連報告です。

エネルギー不足は現代の妊婦さんひどいものです。

しっかりとエネルギーをとってほしいです。

Q.

さてこのエネルギー不足を何でとるか?

A.

もちろん不足している栄養素から考えます。

鉄、たんぱく質、DHA、EPA、亜鉛、、カルシウム

ビタミンB群、D、Cなどなど。

これらをとれる食品から補うことが大事です。

1960年代の報告ですが、

もっと古い話をすれば

人類は700万年間狩猟・採集でエネルギーを得て

子孫繁栄をしてきたことを忘れてはなりませんね。

米、小麦、野菜、芋、果物を栽培し始めたのは

わずか1万年前から。

簡単だからと

いわゆる「炭水化物」パン、麺、おにぎり、果物、お菓子から

栄養をとってばかりいて

赤ちゃんへの栄養を面倒がっていると

それこそ

愛情不足で「子に悪影響」あり!です。

matsumoto

迎春

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今朝のお節料理のご披露です。

板前が真心込めて全てを手作りいたしました。

(かまぼこ以外で~す)

行事の食事は、大切です。

中でも一番準備が大変なのがお節料理。

クリスマスは手作りしても、お節を手作りでもてなす方は少ないのでは。

先日のお節料理の教室にたくさんの方がご参加くださったのは、

とても嬉しいことでした。

毎年少しずつでもチャレンジしましょう(^^♪

元旦勤務の職員も特製お節料理を楽しませていただきます!

matsumoto