永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2018年9月26日の記事

消費カロリーは。

『カロリー』と聞くと

面倒くさい・・・

ややこしい・・・

私も、栄養士ですが

細かい事は苦手・・・

それでも、

カロリーは大事です。

動く量(消費カロリー)より

食べる量(摂取カロリー)が多ければ

太ります。

特に消費カロリーは

わからない人が多いがと思います。

一度確認すると

楽しいですよ~★

そこで使うのが

身体活動を示すMETs(メッツ)です。

METs(メッツ)は、

身体活動が安静時に比べて

何倍あるかを示したものです。

例えば、

じーっと座っている状態が1.0METs

普通に歩く状態が3.0METs

他には、

・子どもの世話(幼児) 2.5METs

・掃除機かけ (しっかりねやって) 3.8METs

子どもと遊ぶ(活発に!) 5.0METs

・スイミング 11.0METs

このMETs(メッツ)を使って

消費カロリーを計算。

他の活動の

METSはこちら▼▼

国立健康・栄養研究所

「2012改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」

それを参考に、

体重別に安静時の代謝量を含むんだ

消費カロリーの早見表があります。

「2015改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」

これに、当てはめて計算すると

消費エネルギー量が出ます。

体重(㎏)×METs×10/60

エネルギー消費量 安静時代謝含む(kcal/10min)

例えば、

体重54㎏×子どもの世話(2.5METs)×10分

=23kcal

1時間子どもの世話をすると、

138kcalの消費をする。

同じ人が、

座ってテレビを見てたら、

54kcal消費

ちょっとした?!活動で

かなりの消費カロリーが変わります。

妊娠して、

活動量が落ちてしまうのは

みんな一緒です。

しかし、身近なことからでもマル!

ごろごろ寝るより

座る、

立つ、

歩く。

の順に

消費カロリーが増えます。

体力をキープ。

気分転換にも❤

ikuta