永井マザーズホスピタル

産科/麻酔科
[ご出産体験記]

永井マザーズホスピタルで出産されたお母さんから、喜びのお声をいただきました。

お名前
もち/はる
ご出産時期
2024年11月
ご出産方法
無痛分娩
ご出産経験回数
初めて

まず初めに妊娠・出産・産後と全てに携わって関わってくださった皆様に大変感謝です。ありがとうございます。

 

1.私が永井マザーズホスピタルさんで出産しようと

思ったきっかけ

 

【初産でも無痛分娩をしてくれる所】で通える範囲だったからです。

 

これは障がいの程度によると思いますが、疾患持ちの私は大型病院での出産が望ましいとされており、当初は大病院での出産予定でした。

しかしそこでは無痛分娩は行われておらず、私は出産するのならどうしても無痛分娩がしたかったので、通える範囲と私の疾患で受け入れて下さる産院をいっぱい探しました。

 

不安が強めで全てのことに極端に怖がるので『少しでも妊娠中に明るく過ごせるように』と『出産の時に少しでも怖がる気持ちが収まれば』と言う考えで、無痛分娩が出来ることが第1優先だったので、「症状が悪化しない限り当院で受け入れられます」と伝えてくださった時とても安心しました。

 

2.妊娠中の院内で嬉しかったこと

妊娠中は特に大きな問題もなく進んでいきました。

毎回の診察の際に細かいことが気になって色々聞いてしまいましたが、その都度、妊娠中の食べ物の不安や身体の痒みや痛みも全部回答してくださって非常に助かったのを覚えています。

 

お寿司など結局私は食べませんでしたが、「当日のものや回転寿司などは新鮮だから食べても大丈夫だし、妊婦さんただでさえ食べられるものが制限されてて少ないから、これくらいは大丈夫」としっかり言って頂いたときに救われました。

食事量チェックの際も元々食べているものに、卵を増やすといいとか細かく指導していただけて分かりやすかったです。

 

また、臨月になった時にもっといっぱい歩いていいよ!!!とアドバイスいただけて平日は産休に入ってからダラダラしてしまっていたのですが、土日は多めに、平日も少しは散歩するように心がけられました。

 

3.出産時の様子

当初計画無痛分娩予定として、予定日より数日遅くに予約を入れておりました。家から1時間近くかかる場所ではあるので距離が不安で計画として予定入れて貰えたのは安心しました。

 

ですが、実際は38週少しで夜中にお小水のような少量の水が出て、不安があり念の為受診したところ、破水との診断で即入院になりました。

まだまだだと思っていたので念の為と車に置いていた出産準備グッズや陣痛バッグなど下ろさずに最初は夜間受診をしていて、破水で入院と決まったと電話して届けてもらいました。

 

痛みなどもなくて「念の為に見てもらってくるね〜」と夫に送ってきてもらっていて、帰るものだと思っていたため、覚悟してなくて泣いてしまって、看護師さんや助産師さんがいっぱい励ましてくれました。ぬいぐるみも持って行っていたのですが、一緒に横に配置してくれていたりなど心配りがすごくてありがたかったです。

「このレベルの破水気づかないこと多いから、身体に集中してて、赤ちゃん護れるように行動してて偉いよ!!」と励ましてくれたことに救われました。

 

入院したのは夜中でしたが明け方には、痛みが徐々に強くなっていて、朝食の際には一口も食べれないくらいの痛みが時間を開けて襲ってくるような状態でした。

初めてなので陣痛が分かってなくて、これは前駆だろうと何故か我慢して過ごしていましたが、朝食の配膳に来てくださった方が、連絡をしてくださり陣痛室へ。

お腹が痛くなるタイプだと思っていたらどうやら私は腰に来るタイプだったようです。

 

陣痛室で確認して、陣痛だと判断してもらってからが長いと聞いていたので最初は我慢していたのですが、私自身が痛みに弱い自覚があったので前置きはしながらも、かなり痛かったので麻酔の打診を何度もお願いしました。

最後に効かなくなると困るからねー!と腰をさすってくれたりで凌いでおりましたが、痛みが増してきたので伝えたところ麻酔を入れて下さり、15分ほど効くまで待っていたのですが痛みがひかず、子宮口確認するとかなり開いていました。

(麻酔が効かなかったのは私の進みが早かったからで、我慢したぶん早く進んだとのこと。)

全てにビビりなので麻酔もビビっていましたがチクンとするくらいでそのあとは暖かくなって足元の動きが緩慢になってくる状態でした、陣痛の波が来てる時は分かりました。

 

痛くて呼吸が激しくなっていたのですが、麻酔が効いて少しずつ呼吸を落ち着かせられてきたあと、気持ちが落ち着かずにまた泣いてしまい過呼吸気味になったので、酸素マスクを装着して出産に挑みました。

お腹に力入れる方法、いきむ方法など麻酔がきいて落ち着いて指示を聞くことが出来て、私がいきむときに吸った息を吐いてしまうので周囲の先生方が笑っていたりと和やかなムードで

いきみの練習などをしていました。

私は必死でしたが、そこで笑いながらお話してくれたとこでとってもリラックスできて良かったなと思ってます。

 

夫の到着を待って、いきむのを手伝ってもらって何回かいきんだあとに大声を上げて10:58に息子が産まれました。

 

息子生まれたあと胎盤を出す処置やその他処置に痛みはなく、素早い技術で先生が縫合してくれました。

胎盤を見たいと伝えてなかったのですが持ってきてくれて見れました、なかなかに大きかったです。

 

産後は出産日何人か同じ方がいましたが、多分初産が私だけで手厚く色々教えていただき感謝しています。

また、ご飯はとっても美味しかったですしとってもボリューミーでした…!彩りも豊かで毎回おなかいっぱいになってました。毎回写真撮って家族に送っていましたが、羨ましいと言っていました。

少し周りの方と話すのが苦手な特性があるため、全て部屋食で私は過ごしていましたが、調乳指導の時間などで同じ日に生まれた経産婦の方とお話する機会があり、とても優しく話してくださってありがたかったです。

 

 

どれもこれもすべてありがたかったし嬉しかったのですが、

 

1つめ、最後まで計画無痛分娩にするか陣痛きてからにするか悩んでいて、看護師さんにお聞きした時にどちらでも受け入れられるからと言っていただけた事。

大きな不安を打ち消すことが出来ました。

計画分娩の際の処置の痛みまでビビってしまっていたので、計画しか受け入れないとされてしまったらその場合でもずっとビビりながら過ごしていたと思います。

 

2つめ

陣痛中に励ましながら、様子を見に来てくれた助産師さんがいた事、出産後も話しかけてくれたこと、嬉しかったです。

 

3つめ、ニューボーンフォトと足型手形

なかなか撮りに行く時間もないし、設定などするのも産後の身体だと難しいので、貴重な小さい時の写真を撮影していただけたこと嬉しかったです。

足形や手形も残したかったのですが、それも残しておいていただけたこと、嬉しかったです。

 

障がい特性もあり、人一倍ビビりで怖がりです。

出産も嬉しい気持ちと怖い気持ちと半分で過ごしていましたが、とても貴重な経験が出来ました。

永井マザーズホスピタルさんでなければ、出産は怖いものだという認識で終わってしまっていたと思います。

妊娠・出産・育児どれも大変ですが素敵でかけがえのないことで、経験できて嬉しいです。

 

最後になりましたが、関わってくださったお医者様・看護師さん・助産師さん・部屋の掃除をして下さった方・栄養士さんやご飯を作ってくれた方・守衛さん、上げだしたらキリがなくなってしまいますが、皆々様にとても感謝しています。

ありがとうございました。