永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

永井MHのひみつ

研究を学ぶ講座参加レポート

先日栄養士チームで「研究のコツを学ぼう!」の講座に参加し、

“研究の基礎”を大阪大学の渡邊先生より伝授していただきました。


わたしにとって研究は大学生時代に卒業研究をしたくらいの経験で、

何もかもが無知の状態でした。

大学生時代もよく考えないまま進めてしまい、

結果が出てから実験をやり直すなんてこともありました(笑)

その失敗の要因が研究準備の不十分であったこともこの講座を受けて改めてわかりました。

最初のステップである“研究課題の絞り込み”がすべての土台となりますが、

ここが安定していないと研究を進めても最終的に何を明らかにしたいのか、

そこに至るまでに何を準備し何を実行したらよいのか分からなくなってしまいます。


その土台を作り上げてくれるのが、リサーチ・クエスチョンです。☟

 P:誰に

 I/E:どのように介入すると/どの要因が

 C:何/誰と比較して

 Oどうなるのか

自分が抱いた疑問を自分以外の第三者に伝えることはとても難しいことですが、

研究の方向性を明確にすること、また簡略的に伝えることは、

自分にとっても仲間にとっても研究にとってもとても大事なことです。

研究は一人で行うものではなくチームで行うものであるため

ぜひ仲間と共有しながら進めてください。

客観的意見は研究を行う上で必要不可欠です!

ここで学んだ、『研究の基礎』を忘れずに、

わたしも永井栄養士チームの一員として力になれるよう頑張っていきます💪💪


TAKAHASHI


新年度始まりました🌸

季節は春となり、新年度始まりましたね🌸

桜が咲く時期となり、一気に春の訪れを感じます。

新年度と言えば、入園式、入学式、入社式など

新たな始まりをイメージします。

私たちも初心忘れずに、今年度も皆様に美味しい食事を届けられるように努めてまいります😊

本年度も永井マザーズホスピタル栄養科をよろしくお願いいたします。


栄養科一同

栄養士の仕事の‘‘ウラガワ‘‘ 研究を学ぶ講座2回目参加レポート⑵

~~前回の続き~~

https://www.nagai-cl.com/nutrition-blog.php?y=2025&m=3&d=23https://www.nagai-cl.com/nutrition-blog.php?y=2025&m=3&d=23

例1)疾病Aの患者には、治療方法Xが効くと思う。

例2)疾病Bの患者には、インスリン療法が重要かもしれない。

例えば、このクエスチョンだけでは、中身が曖昧なので研究をまだ実行できません。(実行してもサンプル数が少ない、手法が合わなくて二度手間になってしまう可能性がある。)

➀ 臨床的な疑問CQを列挙

もっと具体的に直してみる

② 疑問を研究形式RQ(ピコPICO/ペコPECO)へ変換

Patient:対象

Intervention:介入/Exposure:暴露

Comparison:比較

Outcome:評価項目

実際の臨床テーマに当てはめてみると・・・

例3)CQ:既往妊娠糖尿病(GDM)患者における妊娠中の低糖質食事療法が産後の二型糖尿病の発症抑制に対する効果について

上記をRQに変換すると

P:妊娠糖尿病(GDM)だった人が

I/E:妊娠中に低糖質食事療法で治療した群と

C:妊娠中に低糖質食事療法で治療していない群と比較して

O:産後に二型糖尿病の発症が抑制された


仕事は準備は9割と先輩が言っておりましたが、研究も準備が9割以上と言われています。

中々骨の折れる作業が多いのですが、仲間を見つけて協力し合うのが一番大事だと思いました。一人だと八方塞がりになります。

今後も社会に貢献出来るような研究を行って参りますので、医療従事者の皆さま、一緒に頑張りましょう~!そして協力してくれる患者様の存在が、未来の医療の発展の為の大きな力になります、ご協力を是非お願い致します。

HARUYAMA

栄養士の仕事の‘‘ウラガワ‘‘ 研究を学ぶ講座2回目参加レポート⑴

♡今回のブログは前回に引き続き、研究に興味がある方向けです♡

https://www.nagai-cl.com/nutrition-blog.php?y=2025&m=3&d=7

祝日の木曜日、母子栄養懇話会が開催する講座に朝から約3時間、学んで来ました。

テーマは‘‘医療者がカジュアルに院内発表までの方法を学ぶ‘‘ はじめの一歩、皆でやってみて 「研究のコツを学ぼう!」 

私達の身の回りにある薬や政府の政策などは、『研究』を通して根拠を持って世の中に発信されることが多いです。テレビやネットで見かける食べ物に関しての情報、すぐに信じていませんか?それって本当に正しい情報ですか?

今回は、臨床の現場で見つけたテーマを大阪大学大学院の渡邊浩子先生のご指導の基、研究デザインを設定しました。


-----『研究』までのプロセスとは?

➀ 臨床的な疑問(CQ:クリニカルクエスチョン)

② 研究形式に変換(RQリサーチクエスチョン)

③ RQのブラッシュアップ

④ 研究のデザインを決定(介入研究か?観察研究か?)

⑤ 倫理的配慮(対象者のプライバシーを侵害していないか?自分の欲だけを満たす研究ではなく、社会のニーズに答えているか?)

⑥ 研究計画書(プロトコル)の作成

⑦ 研究チーム編成

⑥ 倫理委員会の承認(第三者委員会からの承認が必要)

↓↓

おめでとう、やっと研究スタート!(ここまで約3か月かかると言われている。)ひゃー!


どうしてここまで大変な過程を介さないといけないのか?

次回、理由と具体例を挙げて紹介~To be continued~

HARUYAMA

研究のコツを学ぼう!講座1回目参加レポート

先日、母子栄養懇話会のSORA豆育成部で

「研究のコツを学ぼう!」講座に参加してまいりました★

このブログを読んでくださる方は患者様が多いかもしれませんが

もしかしたら、医療に従事されている方や学生さんもいらっしゃるかもしれませんので

勉強のお話もしてみたいと思います😊★

講座の概要は先日アップしたブログ記事をご覧ください

https://www.nagai-cl.com/nutrition-blog.php?y=2025&m=2&d=17

※現在は申し込み終了となっておりますが、大好評であればまた開催したいと思います。


母子栄養懇話会が運営するSORA豆育成部では未来の母子の栄養向上のために、

職場に貢献できる人材育成を行うことを目的に運営しております。

今回は研究のコツということで、助産師、管理栄養士の方々が参加されていました。

研究というワードを聞くと難しそう…というイメージはありませんか?

私も昨日の母子栄養懇話会で発表をさせていただいておりましたが、

慣れていないということもあり事前準備がものすごい大変でした。


患者さんのために根拠に基づいた栄養相談がしたい、

しっかりと結果が出ているものをお話ししたいという想いはある。

だからこそ、研究を進めたいけどどうすれば…と悩んでいました。

一緒に仕事をしているHARUYAMAも同じ気持ちでした。

そこで、大阪大学の渡邊浩子先生にお願いして講座を開いていただきました。


まず、研究には作法がありテーマを決めてから

疑問点をピックアップします。

実現性の高いテーマなのか?

新規性の高いテーマなのか?などの観点から評価していきます。


私はテーマ決めの時から苦戦していて興味があることが

多すぎる…これをまとめるには?

そもそも疑問を上げていく際に疑問がありすぎて

まとめるのが大変で頭の中を整理することに苦労しました。

こんなリアルな声をお話しするのがお恥ずかしいです(笑)


なんとか練りだしたテーマで今回は提出しましたが添削がたくさんありました。

めげずに、転んでも立ち上がる精神でこれからも頑張りたいと思います。

第二回目はより良くするために先生からアドバイスを頂戴します。

今回決めたテーマをいつか皆様に発表できるように努めます★

(内容はその時まで内緒にさせていただきます)


IWASAKI



本日の社食は大好物の…

本日の社食は大好物のミートソーススパゲッティでした😊

ミートソースは厨房で朝からぐつぐつと煮込んでいるので

とろっとろで濃厚なソースが出来上がっていました。


私も自宅でミートソースを仕込んで

パスタやオムレツ、ドリアなど作るのですが

煮込み時間が長いので手間がかかります…

ですが社食で食べられるととてもHappyな気持ちになります💓

患者様のお食事もミートソーススパゲッティを

ご提供させていただきました😊

お楽しみいただけましたでしょうか?

本日も素敵な一日になりますように★


IWASAKI


永井マザーズホスピタル・ロゴの秘密♡

当院でご出産された方や来院された方は

ご存じかもしれませんが、

永井マザーズホスピタルにはオリジナルのロゴがあります。

・スタッフの制服

・部屋に置いてあるマグカップ

・オリジナルバスタオル

などなど

至る所に登場していますが

赤ちゃんの顔に注目してみてください👶

お母さんの方に向いているイラストもあれば

正面を向いているイラストもあるそうです😊

とあるスタッフに教えていただき驚きました♡

こんな秘密があるとは知らなかったので

もしロゴを見つけた際にはよく見てみてください★

インスタグラムも同じロゴを使って

利用しておりますので是非ご覧ください!


IWASAKI


みさとシティハーフマラソン大会

皆さんこんにちは😊

2月9日(日)にみさとシティハーフマラソン大会がありました。

永井チームも参加していました★

(私は参加しておりませんがお写真を頂きました)

実は私は中学生のころにこちらの大会に参加した経験があり

懐かしいなぁと思いながらチラシを見ていました💓

実は出身小中学校は三郷なのです(´∀`*)ウフフ


マラソンの走り終えた際の爽快感や達成感は

とても気持ち良かったことを覚えています😊

参加されていた方は実感されていると思います。

運動を習慣化したいと思いつつできていない私…

週間化されている方を尊敬しています★

年齢関係なく参加できる大会がある三郷市はとても素敵だなと感じています。

皆さんも一緒に三郷市を応援しましょう😊


IWASAKI




栄養士としての喜び

当院では12週の健診時にすべての方に栄養相談をさせていただいています。

初回の栄養相談では主に、目標体重の設定お食事や体調面についての聞き取り・アドバイスをさせていただいています。患者様お一人お一人の状態に合わせて12週以降も継続的に栄養相談をさせていただくこともあります♪


先月とある方に栄養相談をさせていただいたのですが、その後とても嬉しい報告がありました✨

その方には、初回の栄養相談の際にお食事全体のたんぱく質の割合を増やすこと、朝ごはんも含め一日3食摂っていただくことの意味をご説明させていただきました。

4週間後に私ではなく別の栄養士が再度栄養相談を行ったのですが、“初回の時にお伝えしたことをしっかりと覚えててくださり実践してくれていた”という報告を聞きました👂😊


少し難しい話ですが、

人は行動に移すのに、無関心期→関心期→準備期→実行期→維持期という段階を経て自分の行動を見直し修正していきます。この行動を修正していくという段階はとても難しいことで“分かっていても行動に移せない”という経験をしたことがある方も少なくないと思います。


たった15分しかない栄養相談ではお伝えしきれないことも多い中、私からご説明させていただいたことをしっかりと理解し行動に移してくれたというのは私たち栄養士にとってとても嬉しいことです💗

一人でも多くの方に安心安全なお届けすることを第一の目標としていますが、“栄養相談を受けて良かった”と思っていただけるよう私もまだまだステップアップしていきたいと思います🍀

是非、栄養相談の際にお困りなこと、不安なことを遠慮なくお聞かせください!


TAKAHASHI

栄養の知識は一生もの

みなさんこんにちは😊

栄養相談ではみなさんの今後の人生に役立つ

食事についてのお話をさせていただいております。

妊活中の方、妊娠中の方、婦人科疾患を良くしたいとお考えの方、

ダイエットをしたい方などたくさんの方にご利用いただいております。

(10代から70代までの幅広い患者様にご利用いただいております)


先日患者様からとてもうれしいお声を頂きました♡

自分の体に合った食事を考え、実践することで

変化を体感できて楽しいです!

栄養の知識を学ぶことがとても楽しいです。

とお話ししてくださいました。

私としては大変うれしく感じております。


私は栄養について学んでいく中で、

毎日当たり前のように食べている栄養素が

自分の体の一部になっていくと考えると

選ぶ食材は慎重になりたいと考えるようになりました。


体調が悪いときに薬を処方されるように

体調が悪い時こそ体が欲している食材(栄養素)を摂取していただきたい。

そんな気持ちで栄養相談をしています。


栄養の知識は一生ものです。

まずは自分のため、家族のため、子供のため

大切な人のために年齢問わず使える知識だと思います。

栄養科のブログをご覧になっている方は

きっと食に興味がある方だと思いますので

引き続きお時間があるときは栄養科ブログに遊びに来てくださいね★


IWASAKI