永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

第8回母子栄養懇話会学術集会⑤~子宮内フローラとラクトフェリン


お次は『子宮内フローラとラクトフェリン』


桜庭 喜行 先生(varinos株式会社)のご講演から。



皆さんは腸内フローラはご存じだと思いますが


今回注目されているのは


子宮内フローラです(*^-^*)




子宮内における


ラクトバチルス(善玉菌)


と呼ばれる乳酸菌のバランスが良いと


妊娠の確立が上がるといわれています。



このバランスが崩れてしまったり


ラクトバチルスの数が少ないと


妊娠成立の確立が下がってしまう


というデータがあります。





妊活をするときは是非、


子宮内のラクトバチルスを


増やすことがカギになります♡




ラクトバチルスが多く含む食品は


ヨーグルト、乳製品に多く含まれています。


食事から摂ることで子宮内の


ラクトバチルスの数はアップし妊娠率アップ💛



また、ラクトフェリン


摂取することによりラクトバチルスが


増えるというデータもあります。



(ラクトフェリンは子宮内の環境を


 改善する役割を担っています♡)


さらにすごいのは、


早産のリスクも減るということ。


個人的な感想としては


妊娠成立しなかった群の


子宮内のラクトバチルスの数は


かなり少なく、


妊娠成立した群との


違いに大差があり


かなり驚きました。



妊娠前からの身体づくりとして


子宮内環境を整える大切さに


気づく良いきっかけとなりました。



皆様もぜひ、参考にしてみて下さい(*^-^*)



SUKEHARA