永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

糖質のもたらす幸福を考えよう

こんにちは( *´艸`)


8月も終盤を迎えていますね。

お子さんがいらっしゃる方は

お子さんの宿題に忙しくなる時期だと思います。


・・・もしかして

宿題に追われていたのは

幼少期の私だけかもしれません。(笑)


さて、今日は糖質のお話です(^^♪


皆さん、疲れた時に

甘いスイーツや甘いジュースを

食べたくなる時、飲みたくなる時はありませんか?


実は糖質は一時的に幸せホルモンと呼ばれる

セロトニン」が増え幸福度が増します。

ですが!それは一時的です。


なぜ一時的かというと

血糖値の急上昇急降下

関係しているといわれています。


空腹時に甘いスイーツを食べると

血糖値が急上昇します。

この急上昇が血管を傷つけ、

動脈硬化認知症のリスクをあげてしまいます。

また、糖代謝異常も起こりやすくなるため

妊娠糖尿病糖尿病のリスクもあげてしまいます。


そして血糖値を下げるために

インスリン」というホルモンが過剰分泌され

血糖値が急降下します。


急降下しているときに症状に出やすいのは

集中力低下

やる気喪失

激しい眠気 です。

みなさんは食後にこのような経験はありませんか?

(食後に眠ってしまうなんて怖いですよ・・・)


さらに、糖質を欲してしまうこともあります。

ジェットコースターのように血糖値の乱高下が

繰り返されると血管も耐え切れなくなってしまいます。


では、どのように甘いものを食べたらいいのか?

食後に適量をすぐに食べることです。

たんぱく質脂質を十分に摂ってから

糖質を撮るようにすると血糖値の急上昇は防げます。

※糖質量がかなり多い場合や

たんぱく質摂取量が少ない場合は上がり方は異なります。


どうしても食べたいときは食べ方に気を付けてみてください。

そして、血糖値の調整を担ってくれている「膵臓」を

いたわるために糖質の摂りすぎに注意してみましょう(^^♪

適正な糖質量にするだけでも

肌のくすみ・しわ予防にもつながるのでやってみる価値はありますね♡

今日載せている写真はベビーリーフと鶏ハム

デザートに桑の葉を使用したシフォンケーキです♡

シュガーカットを使用した生クリームは

低糖質で脂質もとれるのでいっぱいかけました♡


最後になりますが

幸せホルモン「セロトニン」は糖質ではなく

ハッピーマインドで分泌させましょう♡♡

このお話はまた別の機会にお話しします。


SUKEHARA