栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
糖質制限の第一人者である江部先生のお話を聞いてきました👂
日本糖質制限医療推進協会の理事長を務められ、
“糖質制限の第一人者”として知られる江部康二先生の講演を聞いてきました。
当院では、妊娠糖尿病の方を中心に低糖質のお食事を推奨しています。
江部先生の本を拝読させていただいたことはありましたが、
直接お話を聞ける機会は初めてでどんな話が聞けるのだろうとドキドキしていました。
ここでは、江部先生がお話ししてくださった内容を皆さんに共有させていただきます。
『低糖質』の世界はとても奥が深いためちょっぴり長くなってしまうかもしれませんが、
是非最後まで読んでほしいです(笑)
はじめに江部先生について簡単にご紹介させていただきます。
50代のころ糖尿病を発症したことをきっかけに糖質制限食を開始。
その後20年以上継続中で、
今年75歳になった今でも歯はすべて残り視力低下もなし。
内服薬なしで糖尿病合併症や高血圧もなく、
まさに糖質制限食によって“超人”となった方です。
【糖質制限の魅力とは?】
炭水化物・たんぱく質・脂質の中で血糖値に直接影響を及ぼすのは炭水化物(糖質)のみ。
◎通常の糖尿病食との違いについて
・通常の糖尿病食
糖質の割合が6割を占める食事でカロリー・脂質を制限。
食後血糖上昇、追加分泌インスリン大量。
★糖質制限食
糖質の割合が低く、高たんぱく・高脂質食。カロリー計算不要で我慢の必要なし。
食後高血糖なし。追加分泌インスリン極少量。
◎糖質制限の効果について
★余剰の体重・内臓脂肪が減少
インスリン(=血糖値を下げてくれるホルモン)は、
生命維持に必要不可欠で24時間継続して少量出続けています。
ですが、、、糖質を摂取し高血糖状態になると大量に追加分泌され、
脂肪に蓄積されてしまいます。
別名“肥満ホルモン”と呼ばれるほどです。
糖質制限食であれば、
インスリンの追加分泌が最小限で済み、特に内臓脂肪は速やかに減少します。
★糖化や老化を防ぐ
⇒老化・糖尿病・生活習慣病を予防・改善する
◎糖質制限食とコレステロールの関係について
標準サイズのLDLコレステロールは“善玉”で運搬の役割を果たす。
・LDLコレステロールの中で問題となるのは、
小粒子LDLコレステロール(小さくて高密度)と酸化LDLコレステロール。
⇒真の悪玉で、異物であり血管内皮を傷害する
↓
高炭水化物食
=中性脂肪が多く、HDLコレステロールが少ない人は
小粒子LDLがたくさんある可能性が高い。
いかがでしたが?
今回は3つに要点を絞り解説させていただきました🫡
糖質制限はこのブログでは語りきれないほど奥が深い内容です。
私たち栄養士はインプットした情報をアウトプットさせることのできる存在です。
皆さんの疑問や不安に少しでも力になることができるよう、
これからも広い視野を持ち学んでいきます。
最後まで見てくださった方ありがとうございました。
江部先生に興味を持ってくださった方へ
江部先生は「ドクター江部の糖尿病徒然日記」というブログを書いています。
本なども多数出版しているので、興味を持ってくださった方は是非読んでみてください👀
TAKAHASHI