栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
妊娠中のお刺身って食べていいの?
みなさんこんにちは😊
「妊娠中のお刺身って食べていいの?」
というご質問を承ることがあります。
当院では、新鮮なお刺身をお出しすることがあります。
しかし「妊娠中はお刺身を控えたほうがいい」と聞いたことはありませんか?
今日は、妊婦さんが安心してお刺身と向き合えるように、
理由とポイントを分かりやすくご説明します🍀
妊娠中にお刺身が心配される主な理由
① 食中毒のリスク
●細菌性食中毒
鮮度が落ちた生魚を食べると、食中毒の原因になることがあります。
●寄生虫(アニサキス)
魚の種類によってはアニサキスが存在することがあります。
こちらは、加熱または冷凍で予防できます。
当院の取り組みとして安心して召し上がっていただくために
当院の和食担当板前は、
妊婦さんにも安心してお召し上がりいただけるよう、
以下の点を徹底しています。
当日の朝に市場から新鮮な魚を仕入れる
カツオを使用する際は必ず加熱して提供
アニサキスが寄生しやすい“腹の部分”は炙るなど加熱処理を徹底
こうした工夫により、食中毒を防ぐための衛生管理を万全に行っています。
② 水銀の蓄積量
マグロ・鯛など、体の大きい魚は水銀が蓄積しやすいと言われています。
そのため、週1回程度の頻度に抑えるのがおすすめです。
一方で、お刺身には嬉しいメリットも!
じつは、魚を“生”で食べるメリットもあります😊
刺身用の新鮮な魚には…
DHA・EPAが豊富
これらは体内で作ることができず、しかも加熱に弱い油のため、
お刺身での摂取が効率的です。
DHA・EPAの働きと、おすすめの摂り方
★ DHA(ドコサヘキサエン酸)— 妊娠中に特におすすめ
胎児の脳や神経の発達をサポート
子どもの成長にも大切な栄養素
★ EPA(エイコサペンタエン酸)— 大人の健康維持におすすめ
抗炎症作用
血流の改善
神経伝達物質の材料にも
ストレスが多いと体内で炎症が起きやすいため、
お魚を食べる・サプリを利用することでサポートも可能です🍀
★サプリを選ぶなら?
迷ったときは EPAがおすすめ。
DHAはEPAから体内で作ることができるため、EPA主体のものが効率的です。
当院の和食担当板前は食中毒が出ないように気を付けている事は
当日の朝に新鮮な魚を市場からお取り寄せする、
カツオを使う際には必ず加熱してご提供することを
徹底しているそうです!
アニサキスは特に腹の部分に寄生している確率が高いため
炙ったりして加熱してご提供する事が多いそうです。
妊娠中でも新鮮な刺身を選び
水銀の少ない魚(サーモン、イワシ、アジなど)、食べる量は適度に
というポイントを守れば、安心してお魚の栄養を取り入れることができます😊
不安がある方はお気軽にご相談くださいね🍀
INAGAKI
