永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

小さい頃からの食卓

『おふくろの味』

なにを思い出しますか?

私は、玉子焼き、チーズささみフライ、南瓜の煮付けです。

この頃、母の味を思い出し料理していることに気付きました。

家族とは一緒には座らず、パタパタ調理しては出し「あったかいうちに食べて~!」と。

私は座りたいですが・・・・(笑)

保健師より「幼い頃、市販の物で育つと、親になっても作ることはしないのよ」

「作る必要性を感じない、その子がまた親になっても、もちろん作らない。繰り返しなのよ」と教えてくれました。子どもの頃の食事がどんなに大切かを痛感するお話でした。

市販品、スーパー惣菜、そしてお菓子でも子どもは育ちます。

が、子どもの成長には愛情としっかりとした栄養が必要です。

温かい食卓で育まれるものがあります。

むずかしい料理はいりません。簡単でいいんです。

卵をゆでる。

納豆を皿に盛る。

野菜を洗い、ちぎり。

お湯を沸かし、だし味噌を入れる。

具は豆腐、わかめかな。

これだけ。

どんな時でも変わるのには「きづき」と「きっかけ」が必要です。

妊娠を望む時、妊娠して親になると気づいた時は大きなチャンス!ですよね。

子どもの「カラダ・こころ・みらい」を作るのは、幼い頃からの食事。

あると思います(天津木村風で)

*写真はお料理教室から♪

ikuta