永井マザーズホスピタル

栄養科ブログ

栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。

2025年5月4日の記事

お腹の不調

新年度が始まってもう1ヵ月経ちました。

まだまだ4月気分ですが、

新年度は新しいことが多く、心身ともに疲弊していませんか?

身体の疲れには『腸』が関係しているかもしれません。


腸内環境を整えるには、善玉菌を増やすことが重要です。

そのため、善玉菌が好む食品をとることが腸活のカギとなります。


【善玉菌を増やす食品】

☆発酵食品:乳酸菌などを摂取することで、腸内の善玉菌を増やす。

      腸の蠕動運動を活発化させる。

     (ヨーグルト、キムチ、味噌、納豆など…)

☆水溶性食物繊維:善玉菌のエサとなり、短鎖脂肪酸を生成。

         腸の炎症を抑え、腸内環境を整える。

        (ライ麦、海藻類、ブロッコリーなど…)

☆オリゴ糖:ビフィズス菌の栄養源となり、善玉菌を増やす。

      ()

      ※摂りすぎると便が緩くなることがあります。

☆EPA・DHA:抗酸化作用があり、腸内環境を整える。

       便の通りをスムーズにする。

       (魚類)


これらの食品は、下痢・便秘の改善を促す効果がありますが

「過敏性腸症候群」「SIBO(小腸内細菌増殖症)」の方には逆効果になってしまうことがあります。

詳しくは次回お話しします