栄養科ブログ
栄養にまつわるさまざまなこと、お料理や食事について、私たち管理栄養士や調理師にお気軽におたずねください。
私たちは「食」を通じて、当院を訪れる皆さまの健康や幸せ作りのお手伝いができればと思っております。
2025年12月の記事
今年も1年間大変お世話になりました💛
皆さま、2025年はいかがお過ごしでしたか。
永井マザーズホスピタル栄養科では
患者様に喜んで頂けるお食事を提供し続ける事を
モットーに走り続けて参りました。
皆さまから嬉しいお言葉や、
アドバイス等頂き今まで続ける事が出来ております。
心より感謝申し上げます。
引き続き、来年も美味しいお食事をご提供出来るように
努めてまいります😊
どうぞよろしくお願いいたします!
永井マザーズホスピタル 栄養科一同
栄養科のインスタグラムのご紹介☆彡
みなさんこんにちは😊
永井マザーズホスピタル栄養科では
公式インスタグラムも開設しております!
https://www.instagram.com/nagaimh_eiyou/
ブログでは知っておくと便利な栄養の知識や
スタッフのちょっとした紹介のお話や
病院食のご紹介を中心に行っていますが
インスタグラムではより食事に特化した
投稿が出来れば良いなと思っております🍳
皆さまのリアクションがとても励みになっております!
是非、栄養科インスタグラムに遊びに来てください🍎
INAGAKI
産後も続けたい体に優しいお食事
みなさん、こんにちは😊
本日は産後の女性にとって大切な「栄養🥕🍳」についてお話しします。
このお話は、妊娠糖尿病だった方だけでなく、すべての妊婦さん、
これから妊娠を考えている方にもぜひ知っていただきたい内容です。
産後の女性の体は、ホルモン分泌を促したり、
子宮を元の状態に戻したり、母乳の栄養を作ったりと、休む間もなく働き続けています。
その一方で、赤ちゃんのお世話に追われ、ゆっくり食事をとる時間がなかったり、
十分な睡眠が取れなかったりと、産後の生活リズムは大きく乱れがちです。
その結果、食事がおろそかになりやすい時期でもあります。
しかし、栄養が不足した状態が続くと、体調不良や疲れやすさ、
気分の落ち込みなど、さまざまな不調につながることがあります。
そのため当院では、産後の女性の体を支えるために産後の栄養相談を実施しています。
今回は、妊娠糖尿病だった患者さまの産後の栄養相談を一例としてご紹介しますが、
当院では妊娠糖尿病と診断された患者さまに対して、
産後のフォローも必ず行っています。
産後の患者さまからは、
「妊娠糖尿病は出産したら、もう健康体に戻っているから大丈夫ですよね?」
「出産後は授乳もあるから、甘いものを食べても大丈夫ですよね?」
といったお声をよく伺います。
確かに、妊娠糖尿病は出産により診断名は解除されます。
胎盤が体外に出ることで、糖代謝は正常に戻ると言われています。
しかし近年、妊娠糖尿病の既往がある女性は、
将来的に糖尿病へ移行しやすいというデータが報告されています。
授乳期に偏った食事が続いたり、食事をお菓子で済ませてしまう、
ジュースを頻繁に飲むといった生活が続くことで、糖尿病のリスクは高まります。
そのため当院では、将来の健康を守るためにも、産後の栄養相談を大切にしています。
産後の生活リズムや育児状況に合わせて、
お一人おひとりに寄り添った栄養相談を行っています。
妊娠糖尿病ではなかった方でも、
「産後の食事が気になる」
「家族の健康を守りたいけれど、何から始めればいいか分からない」
など、気になることがありましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
本日は、妊娠糖尿病の産後フォロー栄養相談を1件実施しました。
患者さまからは、
「妊娠中に不足していたたんぱく質を補うように言われていたので、
産後もたんぱく質を意識して摂るようにしています」
とのお話がありました。
妊娠中に学んだことを産後も継続してくださっており、産後の経過も良好でした。
さらに嬉しかったのは、お子さんやご主人にも食の知識を
伝えていきたいとお話しされていたことです。
食の知識は、妊娠中だけのものでも、自分だけのものでもありません。
お子さんやご主人、ご家族の健康を守るためにも役立つ、大切な知識です。
栄養バランスについてじっくり見つめ直す機会は、人生の中でもそう多くはありません。
ぜひ妊娠・出産、そして妊活という大切な時期をきっかけに、
正しい栄養の知識を身につけていただけたらと思っています😊
INAGAKI
クリスマスディナー2025
今年の12月はありがたいことに、とても忙しく
気づけば23日イブイブに💦
栄養士INAGAKIと慌てて食堂のクリスマスツリー飾り付けました(;´Д`)
毎年恒例の永井originalクリスマスディナー🎄
今年は24日のクリスマスイブに開催しました。
クリスマスディナーのメインイベントは、毎年恒例のローストビーフのカットサービス。
お肉は【岩手牛のサーロイン】を使用しております。
こんがり焼き目をつけてから、低温でじっくり火をいれ、
カット後にシェフの特製ソースをかけて、お召し上がりいただきます。
デザートは、スイーツづくりがとても上手な調理師が担当し、
低糖質のスポンジと生クリームを使用していますが、
生地はふわふわ、クリームはトロトロで、まさに絶品
当院のイベント食は、素材や味にこだわり、ご提供させていただいてますので、
素敵なひと時をお過ごしいただけたら幸いです( *´艸`)
SHINOHARA
ほくほくいとこ煮
12月22日は冬至でした。
冬至といえば【南瓜】と【柚子】ですね(^▽^)/
柚子湯に入ったり、南瓜を食べたりと皆さんは何をしましたか?
調理場でも「昨日は柚子湯に入ったよ」「ゆずのジャムを作りました!」など
思い思いに冬至を過ごしておりました。
当院では22日の昼食に『いとこ煮』をご提供しました。
板前SAKURAIが調理を担当し、ほくほくで優しい味に仕上げてくれましたので
皆さんに美味しく召し上がっていただければ幸いです。
南瓜は冬に食べるイメージがありますが、旬の時期はなんと『夏』!
収穫してから少し期間を置くことで、甘さが増すため、食べごろは冬になります。
※糖質は高いので、糖尿病など治療を行っている方には注意が必要です。
冬至は「陽が増え始める=運気が上昇に転じる日」などと昔から言われており、
縁起がいい日とされています。
仕事納めで大忙しの人も多いと思いますが、
だんだんとお日様も明るく、気分も明るく
ラストスパートで頑張りましょう💪
SHINOHARA
12月21日(日)~1月3日(土)週間献立表
12月21日(日)~1月3日(土)週間献立表
メニューは納品状況や提供時間により
急遽変更する場合がございます。
ご了承ください。
食堂利用時間
朝:7:50~8:50
昼:12:00~12:50
夜:17:50~18:50
※食堂は上記時間の5分前より開放しています。
※食堂利用者が2名を下回った場合は全員お部屋食となります。
経腟分娩でご出産の方:1日目の昼から食堂利用可
帝王切開でご出産の方:3日目の昼から食堂利用可
なお、治療食対象の方はバイキング、コース料理はご遠慮いただいております。
また、産後の体調を考慮しご案内できない場合もございます。
妊娠中のお刺身って食べていいの?
みなさんこんにちは😊
「妊娠中のお刺身って食べていいの?」
というご質問を承ることがあります。
当院では、新鮮なお刺身をお出しすることがあります。
しかし「妊娠中はお刺身を控えたほうがいい」と聞いたことはありませんか?
今日は、妊婦さんが安心してお刺身と向き合えるように、
理由とポイントを分かりやすくご説明します🍀
妊娠中にお刺身が心配される主な理由
① 食中毒のリスク
●細菌性食中毒
鮮度が落ちた生魚を食べると、食中毒の原因になることがあります。
●寄生虫(アニサキス)
魚の種類によってはアニサキスが存在することがあります。
こちらは、加熱または冷凍で予防できます。
当院の取り組みとして安心して召し上がっていただくために
当院の和食担当板前は、
妊婦さんにも安心してお召し上がりいただけるよう、
以下の点を徹底しています。
当日の朝に市場から新鮮な魚を仕入れる
カツオを使用する際は必ず加熱して提供
アニサキスが寄生しやすい“腹の部分”は炙るなど加熱処理を徹底
こうした工夫により、食中毒を防ぐための衛生管理を万全に行っています。
② 水銀の蓄積量
マグロ・鯛など、体の大きい魚は水銀が蓄積しやすいと言われています。
そのため、週1回程度の頻度に抑えるのがおすすめです。
一方で、お刺身には嬉しいメリットも!
じつは、魚を“生”で食べるメリットもあります😊
刺身用の新鮮な魚には…
DHA・EPAが豊富
これらは体内で作ることができず、しかも加熱に弱い油のため、
お刺身での摂取が効率的です。
DHA・EPAの働きと、おすすめの摂り方
★ DHA(ドコサヘキサエン酸)— 妊娠中に特におすすめ
胎児の脳や神経の発達をサポート
子どもの成長にも大切な栄養素
★ EPA(エイコサペンタエン酸)— 大人の健康維持におすすめ
抗炎症作用
血流の改善
神経伝達物質の材料にも
ストレスが多いと体内で炎症が起きやすいため、
お魚を食べる・サプリを利用することでサポートも可能です🍀
★サプリを選ぶなら?
迷ったときは EPAがおすすめ。
DHAはEPAから体内で作ることができるため、EPA主体のものが効率的です。
当院の和食担当板前は食中毒が出ないように気を付けている事は
当日の朝に新鮮な魚を市場からお取り寄せする、
カツオを使う際には必ず加熱してご提供することを
徹底しているそうです!
アニサキスは特に腹の部分に寄生している確率が高いため
炙ったりして加熱してご提供する事が多いそうです。
妊娠中でも新鮮な刺身を選び
水銀の少ない魚(サーモン、イワシ、アジなど)、食べる量は適度に
というポイントを守れば、安心してお魚の栄養を取り入れることができます😊
不安がある方はお気軽にご相談くださいね🍀
INAGAKI
人類の食の歴史🍖
皆さんは旧石器時代の食事を知っていますか?
旧石器時代は約38000年前から16000年前までの『約22000年』続いた時代です。
22000年というもの凄い長い期間、私たちのご先祖が食べていたものは『肉』なのです。
ナウマン象、オオツノジカ、ヘラジカ、シカ、イノシシ、ムササビなどなど…🦣
狩猟中心で食生活が成り立っていました。
当時の日本列島の大部分は亜寒帯性気候であり、漁労は未発達
また、植物性の食品も乏しく、自然薯、コケモモ、松の実程度しかなかったため、
糖質摂取比率は10%以下でした。
縄文時代に移行してからは、『狩猟・採集・漁労』の3本柱で食事を担っていました。
地域によって、食生活が異なることが特徴となっていて、
北海道の北小金遺跡群→海産物
長野県安曇野市の北村遺跡群→どんぐり・くり
琵琶湖湖底に立地する栗津貝塚遺跡→淡水魚・シジミ・肉
こんな昔から地域性を生かした食文化が成り立っていました。
面白いことに、化石の虫歯率をみると…
旧石器時代:0%
縄文時代:8%
弥生時代:16%
だんだんと虫歯率が高くなっていて、糖質摂取が多いと虫歯になりやすいという弊害が示唆されています。
そして、ご存じの方も多いと思いますが、弥生時代から農耕が始まりました。
現在の日本は米文化が根付き、毎日米を食べている人は多いと思います。
私もそのうちの一人です💦
しかし、22000年という長い期間人類が進化を遂げられたのは肉食でも十分にエネルギーを摂取出来ていたからだと考えられます
この話は、栄養士チームで参加した、江部先生の講演会で聞いた内容になります。
糖質制限の先駆者である先生の話を聞く機会はなかなかないので、学びのある講演会になりました!
講演会の影響を受け、私もプチ低糖質を始めています。
チャレンジしてみたい方は、夕食の主食を抜くことから、初めてみてはいかがでしょうか
効果や魅力についてはTAKAHASHIのhttps://www.nagai-cl.com/nutrition-blog.php?id=2150チェックしてくださいね
ちなみに
私は、昔はなかったであろう、ミックスナッツに最近はまっております。
低糖質で腹持ちもいいので、妊婦さんにもお勧めですので、ぜひ間食に食べてみてください!
私のお勧めは贅沢に5種類ものナッツ(アーモンド、クルミ、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ピーカンナッツ)が入っている、ミックスナッツです(❁´◡`❁)
SHINOHARA
加湿器が必須な時期ですね
みなさんこんにちは😊
すっかり寒くなりましたね🍂
街中はクリスマスモードでワクワクが伝わり、
一方で年末まで駆け抜ける感じもありますね
さて、この時期に注意して頂きたいのが
インフルエンザや風邪などの体調不良…
体調管理が難しい時期となりますね。
当院では温度、湿度調整の為にいたるところに
加湿器が設置されています★
患者様のお部屋にも設置されています。
みなさんのご自宅には温度計や湿度計を
設置していますか?
意外と低い!なんてこともあるかもしれません。
なんと栄養科の事務所の湿度計が20%台に
なってしまいました…
感染症のリスクが上昇し、肌やのどの乾燥に悪いですね。
元気に出社したいので、体調管理に努めたいと思いました。
寒くなり、乾燥しやすい季節ですので、
お身体にはお気をつけてお過ごしください😊
INAGAKI
糖質制限の第一人者である江部先生のお話を聞いてきました👂
日本糖質制限医療推進協会の理事長を務められ、
“糖質制限の第一人者”として知られる江部康二先生の講演を聞いてきました。
当院では、妊娠糖尿病の方を中心に低糖質のお食事を推奨しています。
江部先生の本を拝読させていただいたことはありましたが、
直接お話を聞ける機会は初めてでどんな話が聞けるのだろうとドキドキしていました。
ここでは、江部先生がお話ししてくださった内容を皆さんに共有させていただきます。
『低糖質』の世界はとても奥が深いためちょっぴり長くなってしまうかもしれませんが、
是非最後まで読んでほしいです(笑)
はじめに江部先生について簡単にご紹介させていただきます。
50代のころ糖尿病を発症したことをきっかけに糖質制限食を開始。
その後20年以上継続中で、
今年75歳になった今でも歯はすべて残り視力低下もなし。
内服薬なしで糖尿病合併症や高血圧もなく、
まさに糖質制限食によって“超人”となった方です。
【糖質制限の魅力とは?】
炭水化物・たんぱく質・脂質の中で血糖値に直接影響を及ぼすのは炭水化物(糖質)のみ。
◎通常の糖尿病食との違いについて
・通常の糖尿病食
糖質の割合が6割を占める食事でカロリー・脂質を制限。
食後血糖上昇、追加分泌インスリン大量。
★糖質制限食
糖質の割合が低く、高たんぱく・高脂質食。カロリー計算不要で我慢の必要なし。
食後高血糖なし。追加分泌インスリン極少量。
◎糖質制限の効果について
★余剰の体重・内臓脂肪が減少
インスリン(=血糖値を下げてくれるホルモン)は、
生命維持に必要不可欠で24時間継続して少量出続けています。
ですが、、、糖質を摂取し高血糖状態になると大量に追加分泌され、
脂肪に蓄積されてしまいます。
別名“肥満ホルモン”と呼ばれるほどです。
糖質制限食であれば、
インスリンの追加分泌が最小限で済み、特に内臓脂肪は速やかに減少します。
★糖化や老化を防ぐ
⇒老化・糖尿病・生活習慣病を予防・改善する
◎糖質制限食とコレステロールの関係について
標準サイズのLDLコレステロールは“善玉”で運搬の役割を果たす。
・LDLコレステロールの中で問題となるのは、
小粒子LDLコレステロール(小さくて高密度)と酸化LDLコレステロール。
⇒真の悪玉で、異物であり血管内皮を傷害する
↓
高炭水化物食
=中性脂肪が多く、HDLコレステロールが少ない人は
小粒子LDLがたくさんある可能性が高い。
いかがでしたが?
今回は3つに要点を絞り解説させていただきました🫡
糖質制限はこのブログでは語りきれないほど奥が深い内容です。
私たち栄養士はインプットした情報をアウトプットさせることのできる存在です。
皆さんの疑問や不安に少しでも力になることができるよう、
これからも広い視野を持ち学んでいきます。
最後まで見てくださった方ありがとうございました。
江部先生に興味を持ってくださった方へ
江部先生は「ドクター江部の糖尿病徒然日記」というブログを書いています。
本なども多数出版しているので、興味を持ってくださった方は是非読んでみてください👀
TAKAHASHI










